本ツールは,子どものホームケアを学習・支援するツールである.

少子化が進む中,病院の運営費によって小児科が減っている.
少なくなった小児科には患児が集まり忙しい現場状況のため小児科医も減り続けるという悪循環に陥っている.
しかし,一方で小児救急の受診は増加の一途をたどっている.その理由は,患児が集中している以外に以下の2つが挙げられる.

 ・核家族化や近隣住民との付き合いがなくなり相談したり経験者から経験談を聞いたりする機会がないこと
 ・母親が子どもの体調の変化にどう対応すべきかを判断することができずに病院へ向かうこと

いずれも,母親が今どうすべきかを判断できる情報が得られていないことにある.

看護では,子どものホームケアとして,育児における子どもの変化や状態を把握して適確な対処ができる情報を,講演等を通じて実施しているが,パンフレット配布が主であり十分な対応ができていない状況がある.
インターネットによる情報提供もあるが,チェック項目が多いなど,いざというときには使い勝手に問題がある.

そこで理解度を高める効果的な提示方法とは何かを明らかにすることを目的とし,家庭で子どもの状態に合わせて適確な処置が行える情報提供のツールを開発した.

看護師が常に新しい情報を発信することができるようにMicrosoft社のPower Point(以下PPTと記載)をもちいてカスタマイズ可能なツールを制作した.
内容については,小児看護学の専門家によって監修を受け,実際の公開講座で使用して頂き,フィードバックを得て完成させた.

コンテンツは,「誤飲」「虫にさされた」「動物にかまれた」「ぶつぶつがでた」「やけどをした」の5つである.
以下は,トップページと「虫にささされ」たときのサンプル画像である.

小児看護教育現場や,保育所におけるホームケアリテラシーなどにこのPPTをそのまま使って頂くことができる.
PPTであるため容易に文字を変更することが可能であるため,ご当地の方言にしたり,情報を加筆することも容易である.
クリックしたらインタラクティブな操作が可能であるが.そのまま印刷して綴じておけば,紙媒体の絵本としても有効利用できる.

 

★ダウンロード方法

ここをクリックして下さい.

↓ サンプル画像

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